マウスピース矯正とは?

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは?

マウスピース矯正とは、マウスピースが歯をつかむことを利用し理想的な歯並びの位置に歯を動かして歯列矯正を行う方法のことです。半透明のマウスピースは、目立たなく画期的な矯正方法であるため世界中で人気のある矯正方法となっています。

*当サイトでは、マウスピース型矯正装置を便宜的にマウスピースと呼んでいます。

マウスピースで歯が動く仕組み

マウスピースであってもワイヤーであっても、歯に力を加えると歯は動きます。マウスピース矯正では、現在の歯型から少しだけ歯を動かしたマウスピースを装着することで動かしたい方向に歯を誘導し、長時間キープすることで歯を動かしていきます。

下記の図をご覧頂くとよくご理解いただけると思いますが、歯がガタガタのため内側に倒れている歯を並べるスペースをつくるために奥歯を動かす必要があります。一度に4mmや5mm動かすことは不可能であるため、0.25mmだけ奥歯を動かしたマウスピースを装着することで、奥歯2本だけが動きます。このように1枚のマウスピースで少しずつ歯を動かして理想の位置に移動させる矯正方法がこのマウスピース矯正です

マウスピースで歯が動く仕組み

マウスピースの装着日数は、通常1週間程度を目安として考えますが、マウスピース矯正のシステムや歯の動かし方、歯の動きやすさ、他の装置を併用する場合、マウスピースの使用状況など個人個人によって異なりますので担当医の指示に従ってください。

マウスピースで歯の矯正ができる仕組み

1枚で0.25mm移動するマウスピースを2枚装着すると0.50mm動いたことになります。このように、少しずつ理想の位置に動かした新しいマウスピースへ交換することで、矯正治療が進んでいきます。新しいマウスピースに交換すると、少し窮屈に感じたり痛みを感じることがありますが、歯が動いて欲しい方向に力がかかっており、理想の位置へと誘導されているのです。

理想の位置までのマウスピースを交換し終えると、歯も理想の位置へと移動し終え、歯を動かす矯正治療は終了となります。歯が動く仕組み自体は非常にシンプルですが、3Dソフトウェアや3Dプリンター、口腔内スキャナー、マウスピース素材への多額の研究開発など最新の技術革新と資金援助がなくては完成されなかった最新の矯正治療法となっています。

マウスピースで歯の矯正ができる仕組み

マウスピース矯正における治療期間の考え方

こちらの治療計画をご覧ください。

全部で39枚のマウスピースを使用した治療計画となっています。1枚1週間で交換すると39週ですので、約10ヶ月で治療が完了します。使用時間が短く1枚2週間で交換するとなると治療期間は約20ヶ月(約1年8ヶ月)となります。このように、マウスピース矯正の治療期間は、「交換日数×理想的な歯並びまでのマウスピースの枚数」とあらわすことができます。

しかしながら、治療中にマウスピースをなくして後戻りしてしまった、フィットが悪くなったため再度歯型を取り直した、想定通りに歯が動かなかったため治療計画を変更したなど様々なシチュエーションがあるため、1回目の治療計画で治療が完了することが理想的ではありますが、理想的なかみ合わせを得るには、2回目3回目の歯型取りも必要と思っていた方が良いです。

ワイヤー矯正においても、1本のワイヤーだけで治療するのではなく、2本目3本目のワイヤーを使用したり、様々な治療補助器具を使用したりと、矯正治療は理想的な歯の位置に移動させることが目的であるため、その理想の位置までどのように動かしていくのかが重要です。

マウスピース矯正を行っている医院はこちら

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